ソーシャルメディアを上手く活用した採用
【事例紹介】ソーシャルメディアを上手く活用した採用
本日ご紹介するのは、 世界最大の化粧品会社ロレアルグループです。
この企業は積極的にソーシャル採用活動を取り入れていることで有 名で
大手ソーシャルメディアコンサルタント会社のSocial@ OgilvyとSurveyMonkeyが世界11ヶ国5, 600人を対象に2015年に実施したアンケートでは、 ソーシャルメディア上で最も人気のあるブランドとしてロレアルの 名前が挙がりました。
その活用方法としては2つ
①ホームページの統一性とデザイン性
どの言語でも対応し、 黒を基調としたデザイン性のある採用ホームページとなっています 。
求人情報の下には、Twitter、Facebook、 LinkedIn、Glassdoorで展開されているロレアル グループの採用活動用ページへのリンクが。 Webサイトを訪れたユーザーがソーシャルネットワークサイトを 通じて、 引き続きロレアルグループの求人情報を得られるようになっていま す。
②ソーシャルメディアの有効利用
ユーザーは『search for job』から仕事をさがすことができ、
他にもあなたに合う仕事のタイプは?
仕事でのやりがいなどを紹介しています。
なにより更新数が多いのも魅力です
このfacebookの盛況ぶりは237000ものいいねが物語 っています。
Facebookと同じタイトルがつけられた採用活動用アカウン ト「L'Oréal Careers」のフォロワーは、11,000人( 2015年8月時点)。 掲載されている情報はFacebookと連動。 ハッシュタグをうまく使い、 各国のロレアルグループ内の関連情報をまとめて閲覧できるように 工夫されています。
では成果はどうだったのでしょうか?
1. Facebookを使ったインターン募集の広告キャンペーン( ロレアル タレントリクルートメントキャンペーン)の結果は588万ビュー 、4,167クリック(2015年7月時点)。 この数字は通常のFacebook広告クリック率の平均値よりも 、かなり高い数値です。
2. このキャンペーンで153名の候補者を獲得し、 そのほとんどが学歴、経験面で適格だった。
3. 広告キャンペーンが公開されると、 数分もしないうちに候補者は求人リストを確認し履歴書を送付して きた。キャンペーン開始12時間で17件の応募があった。
資格が必要なインターンを募集するという難しい課題に対して、 これだけの成果を出していることを考えると、 Facebookを利用したキャンペーンは十分に成功をおさめた といえそうです。
2. このキャンペーンで153名の候補者を獲得し、
3. 広告キャンペーンが公開されると、
資格が必要なインターンを募集するという難しい課題に対して、
通常の採用とさらに付加価値をつけた採用方法が今後必要になって くるかもしれませんね。