中途採用の必勝法 [2]求人広告の上手な出し方
【求人広告の上手な出し方】
◆ホップ・ステップ・ジャンプの3段階
①ホップ・・・どの媒体を選ぶか。ネットか、紙か。
②ステップ・・・いつ出すか。広告を出す時期。
③ジャンプ・・・どう出すか。広告の内容。
<ホップ>「①どの媒体に出すかが一番重要!」
同業他社が多く掲載されている媒体はおそらく間違いはないはず。
<ステップ>「②掲載のタイミングには旬の時期がある!!」
ターゲットとする人材の行動パターンを想定して判断。
紙媒体は天候にも左右される場合がある。
■募集が最も活発な時期は?
一般に応募者を集められる時期は
「3~4月」「9~10月」と言われています。
<ジャンプ>「③あえてゆるい条件で。門戸を広げて面接につなげ る!!!」
未経験でも能力の高い人がいるかもしれません。
求人広告の目的は、できるだけ多くの応募者に来てもらうことです 。
募集条件のデメリットを、いかにメリットに変えるか、ひらめきと センスが重要。
(例1)高齢化が進むマグロの仲買人募集
マグロは10年経ってもマグロ⇒「一度覚えた知識は一生ものの力 になる」
早朝4時からの勤務時間⇒「毎日渋滞なし。短時間で出勤!」
2名募集のところ、応募者が80人殺到。
(例2)1人の応募もなかった仏壇屋の求人コピー
「商売柄、お客様はお年寄りの方が多く、落ち着いて接客できます 。
やたら大声を出さなくていいお仕事です」
⇒販売員でありながら、声は静かな口調でゆっくりと。めったにな い接客方法がウリ。
落ち着いた接客ならしてみたい5名の応募者あり。
最終段階のジャンプで「どう出すか」というところは、
企業ごとに個別であり、千差万別です。
経験とセンスを持つよい営業マンをみつけて、
企業のアピールポイントを一緒に探っていく必要があります。
企業側で自社のアピールポイントを考えている点と、
応募者が魅力に感じている点にはギャップがある場合があります。
この企業側の視点と応募者の視点のずれを調整するのが、
私たち求人広告営業マンの仕事です。
自社PRのポイント
A.企業アピール…「うちはいい会社だ」と、組織そのものをアピ ールする方法
大手ブランド企業や社歴の長い老舗企業が向いている。長く続く会 社は組織そのものに良さがあるはずだから。
B.仕事アピール…仕事のおもしろさをアピールする方法
ヒット商品のある会社ややりがい重視の急成長中のベンチャー企業 がおすすめ。
C.待遇アピール…給料がいい、休みが多いなどの待遇の良さをア ピールする方法
福利厚生が充実。社員同士の仲がよい。社風が明るい。無理のない 働きやすい環境が整っている。
新人のメンターになるようなエース社員の活躍ぶりや個性的な社長 の理念や哲学・メッセージ性が特徴。
貴社のPR方法は何型ですか?