人事・採用担当者必見!こうすればうまくいく☆採用活動のお役立ち情報

私、さとえりが日々の広告営業でお会いした方々に月1~3回不定期に配信させていただいている【情報DM】のアーカイブです。

新卒採用の必勝法 [3]中小企業が狙うべき学生とは?

採用活動は社員参加】👫👪👫
 
一般的に、現場の社員は忙しいので、採用活動に協力することを嫌います。
しかし、”分不相応な採用”によって会社を飛躍させたいのなら、
全社員を巻き込むことは絶対に必要です。
 
 
[理由1]優秀な候補者をフォローする
 
優秀層の学生を採用したいなら、全マンパワーのうち、相当部分を
学生のジャッジではなく、フォロー(口説き)に割かなければいけません。
 
学生は苦手なタイプの社員(面接官)とあたったときに辞退してしまいます。
 
優秀な学生を口説くためには、現場のエースクラスの社員に会わせ💑ほうが効果的です!
 
 
[理由2]会社に対するコミットメントを引き出す
 
人間は不思議なものです。いつも会社の不満ばかり言っている社員も、
外部の人に自社の話をするときは、不満を言わないものです。
しかも、採用の場合、学生から質問を受けることで、その社員自身が自社のよさや目指す方向🔭
や自分のあり方などを確認できます。
 
 
[理由3]自信を取り戻す✨
 
素直な気持ちの学生と話すことで、自信を取り戻せる社員もいます
営業職などで自信を失いかけていた社員などは、特にそうです。
学生は目をキラキラさせて話を聴いてくれるので、当人もイキイキしてきます。
学生の側からいろいろ質問されることで、忘れていた新人時代の気持ちを思い出すこともあるでしょう。
 
 
[理由4]全社員で育てる文化を作る
 
これまでとは違う雰囲気の新人が現場に配属されたとき、
「なんでこんな人を採ったんですか?」と現場が怒るような土壌では、
せっかく採った”尖った人財”が潰れてしまいます。
 
いくら優秀な学生を採用しても、即戦力になることはありません。
育てる文化のもとで、大きく成長させることが必要なのです。
 
そのためには、社長が号令をかけ、新卒を採用することの意味と意図を
しっかりと伝え、全社員を採用時点からかかわらせほうがよいのです。
 
自分がフォローした人財なら、より責任をもって育てることになります。
 
 
 
 
【ノーマークの優秀な学生を狙う】
 
知名度が低い、小さな会社が、優秀な学生を採用するための戦略とは・・・・
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大企業から発見されていない、あるいは、大企業の採用枠の外にい
ポテンシャルの高い学生を見つけることです。
 
このような学生をブルーオーシャン学生』(競争なしに採用できる学生)と呼んでいます。
 
グラフは「志望度」「顕在能力」の関係から、企業が求める人財がどこにいるか表したものです。
 
 
<グラフの縦軸>学生のその会社への志望度を表しています。
<グラフの横軸>その学生の顕在能力を示しています。※上位大学や難関資格所有者など分かりやすい能力。
 
 
注意すべきなのは、グラフの左側にいる人の能力が決して低いわけではないことです。
大企業から発見されていなかったり、年齢制限などで大企業の採用基準から外れているというだけです。
 
具体的には・・・
 
●地方の学生
●女性(業界によっては逆にレッドオーシャンになる)
●中堅大学、専門学校卒、高卒など
●リベラルアーツ系学部(文学部、教育学部など)
既卒者(留学帰り、国家公務員試験・司法試験・公認会計士試験の受験者、
  大学院中退者、第二新卒など)
●志望する大企業の選考に落ちた直後の学生
 
まず、人気のある大企業が行っているのは、①のルートで、レッドオーシャンの学生の志望度を
高めていくやり方です。誰もが認める優秀な学生を口説くのですから、理想的ではありますが
小さな会社では大企業との競争にまず勝てません。
 
では、②のルートのように、自社への志望度が高い学生を口説くというのはどうでしょうか。
エントリーしてくる学生の中から選ぶという、この方法をとっている会社が一番多いのではないでしょうか?
 
ところが、その方法では、会社に変革をもたらすような優秀な学生は採れません。
採用は入ってくれるなら誰でもいいというわけにはいきません。
 
”分不相応な採用”を目指す会社にとって、最も効果的なのは③のルートです。
 
ブルーオーシャン学生の中から自社が求める人財を見つけ、その学生を口説くルートです。
ブルーオーシャン学生は、大企業とほとんど競争することなく、志望度を高めさせることができます。
 
 
でも、レッドオーシャン学生の中にも、小さな会社で採用できる学生がいます!
 
本来は引く手あまたの人財でありながら、伸び盛りの中小企業に飛び込んでくる学生がいるのです!
 
 
特徴として・・・
 
●一流大学の新設学部に行く人
●有名ラーメン屋をごく初期に訪ねる人
●どんな場所でも積極的な意見を言える人
フェイスブックの書き込みに最初に「いいね!」を押せる人
●マイナーなスポーツで結果を出している人
 
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参照:「イノベーター理論」エベレット・M・ロジャース
 
 
新しいものにすぐ興味を示して、行動に移す人は
進取の気性に富んでいる人財であり、自分で情報を調べ、自分で物事の判断をしていきます。
時代や環境の変化にも順応できるタイプで、新卒採用では欲しい人材です。
 
またもう一つのキーワードは『マイナー』
趣味においても、他人と違うことに惹かれる性格や、その分野で一番を目指そうという挑戦志向、
そして、長く努力して結果を出している能力は、高く評価できます